【合格記録】ORACLE MASTER 受験記録

ORACLE MASTER Bronze DBAを受験してみた

吉川自身は、Microsoft Accessにはじまり、MySQLやSQLサーバーなど、一通りのデータベースは触れてきましたが、公式に「これだけデータベースの知識はありますよ」という事を証明するため、ORACLE MASTER Bronze DBAを受験してみる事にしました。

参考書について

created by Rinker
日本オラクル株式会社監修 新試験「Bronze DBA Oracle Database Fundamentals」の学習書!

参考書はこちらを選びました。

環境の構築

個人的な信条ですが、コンピュータ関係は頭ではなく手で覚えるのが正しいと思っています。
要するに、実機を弄りながら、ああでもない、こうでもない、こうしたら上手くいったという積み重ねがスキルとなっていくと思っています。

そのため、ORACLEデータベースが動作する環境を構築しました。

環境構築については、別にOracle Database をインストールという記事を用意していますので、そちらを参照ください。

正直に言うと、これほどインストールに手こずるデータベースは他にないと思います。

学習方法

今回の参考書を読みながら、構築したorcaleデータベースで操作してみる方法で一度通しました。

その後、練習問題を3度通し、模擬試験を2度おこないました。

受験の申込み

ORACLE MASTER は割と有名な試験なのですが、とにかく受験方法が判りにくいです。
また受験料もけっこう高額です。

ちなみに、上に紹介した参考書には、試験の申込み方法の記述がまったくありません。

まずは「ORACLE MASTER Bronze DBA 受験」で検索してみましょう。

おおよそ、見つかったサイトはこちらの試験詳細に辿り着くようです。

試験の申込みについてをクリックすると、オラクル認定システム (CertView) 経由でピアソンVUE社にお申込みください とあるので、それに従う事にします。

ピアソンVUE社に申込み

とあるので、オラクル認定システム 経由でピアソンVUE社に申込みをします。

ログインにはOracleのアカウントが必要です。
私の場合は、すでにファイル取得などでOracleのアカウントを持っていましたが、oraleアカウントが無い方は作る必要があります。

Oracleアカウントを入力すると、このようなサイトに飛びます。

Oracleアカウントの部分を右クリックすると、言語を日本語に切り換える事ができます。

日本語になったら、アカウント情報から住所や電話番号などを登録します。

このときの登録は氏名、住所ともに英語が良いようです。

ここで、住所や氏名の登録が必要ですが、登録しても試験申込みが出来たわけではありません。
※他には居ないと思いますが、私はここ申込み完了の通知が来ないので暫くハマりました。

ピアソンVUEサイト へのリンクで申込みサイトに飛びます。

地球儀マークから日本語を選ぶと、表示を日本語にできます。

ORACLE MASTER Bronze DBAの試験詳細のページでは、

Bronze DBA Oracle Database Fundamentals (Available only in Japan)
試験番号: 1Z0-085

と記載があります。

試験の表示 ボタンをクリックすると、試験の検索ができますから、1Z0-085で検索します。

試験が検索できたので、試験名をクリックします。

記事執筆時は、新型コロナウィルスで東京をはじめ、緊急事態宣言下でしたので、オンラインでの試験を希望しました。

また、PCのシステムテストをクリックします。

右上で日本語に切り換えができます。

アクセスコードをコピーし、ダウンロードしたexeファイルを実行すると、システムテストがおこなわれます。

起動直後に言語を日本語に切り換えておきます。

ウェブカメラやスピーカー、回線速度などがチェックされます。

このアプリ以外は稼働していない方が良いので、アプリはすべて終了してから起動しましょう。

終わったら試験オプションの選択画面で次へをクリックします。

同意を求められますが、ネットでよく見る同意と違い、各項目にチェックを入れる必要がありますので注意です。

試験管の言語はもちろん日本語です。

試験希望日をカレンダーから選択します。ボタンがグレイアウトしているのは、実施していないか、すでに試験が満杯で受けられない事をいみします。

執筆時点の5月はすでに土曜がかなり埋まってます。

続いて時間を選択します。

この日の場合は午後がかなりうまっていて、12:30より後は受けられないという事になります。

確定しました。続いて支払いに入ります。

最終の同意の後、クレジットカードで支払いをします。

試験が近づくと

次のような内容のメールが来ます。

試験日を確認し、予定しておきます。

当日、忘れていましたでは話になりませんから……

また、念のためシステムテストは2回くらいおこなった方が良いでしょう。

私の受験環境での問題点

過去に、VNCを使って遠隔でPCを制御する記事を書きましたが、このときインストールしたVNCServerは、試験プログラムに「不正なプログラム」と認識されます。

また、かつてAdobeのアプリをインストールしていた事があるのですが、その関係で adobe desktop service が残留していました。

サービスからCreative Cloud Desktopを無効化し、再起動。

VNCは同様にタスクマネージャーから終了して事なきをえましたが、adobe関係を使用されている方や、VNCでリモートワークをされている方などは、受験する際に注意した方が良いとおもいます。

試験の当日

1時間前には、パソコンを起動しておきます。

もう一度、環境をチェックしましょう。

WEBカメラは接続しましたか? マイク、スピーカーは? 両方ともテスト時の環境のままですか?

違う場合は、もう一度テストを起動して確認しておきましょう。

30分前から試験チェックインが可能になります。

チェックインすると、試験コードが発行され、OnVUE-3.60.104.exeのダウンロードができるようになります。

テストでも一度ダウンロードしていますが、あらためてダウンロードしました。

試験チェックインすると、本人確認を求められます。

私は運転免許証・及び住基カードを持っていましたので、運転免許にで本人確認としました。

スマホに指定のURLを打ち込むか、電話番号にショートメッセージを送る方法で、アップロード先の連絡が来ます。

OnVUEのサイトを開いたら、自身の写真、証明書(今回は免許証)、受験場所の正面、左右、後ろの写真を求められます。

自宅でも受験可能ですが、片付けをしてから受験しましょう(笑)

アップロードが完了すると、チャットが開き、監督官と連絡ができます。

試験がはじまったら、退席はできないので、トイレなどは済ませておきます。

最近はスマートウォッチがあるためか、時計をしていない事が要求され、WEBカメラに両手を晒すよう指示されました。

きっちり指定時間通りではなく、準備ができると試験が開始されます。

ここでも注意点ですが、カメラ、マイクで監視されています。私は独り言でつい、問題を読んでしまい、

「声を出して問題をよむのは止めてください」

と注意をうけました。

独り言のクセのあるかたはご注意ください。

問題は次へと戻るで移動できますし、レビューも可能です。回答したら見直しましょう。

試験は2時間ですが、見直しも終わったら、試験終了ボタンを押すと終了できます。

終了すると即、結果が表示されます。

合格ラインは65%の正解なので、今回は合格です。

暫くすると、このようなメールが送られてきます。

オラクルのバッジを獲得しました

オラクルでは、このバッジをソーシャルメディアで共有することを推奨しています。投稿の際には「#LearnOracle」を使用してください。おめでとうございます。
ORACLE MASTER Bronze Certified DBA 2019 – JPN
発行者 オラクル

との事なので、credly.com のアカウントを作成し、バッチを取得しました。

他の記事にあるように、私はAccessから始まって、殆どのデータベースを触った事がありますので、予想よりは簡単でした。

多少でもデータベースを経験した人であれば、合格は難しくないと思います。

データベース技術者の証明として、取得してみてはいかがでしょうか?

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