Raspberry Piをセットアップする

Raspberry Piとは?

Raspberry Piは超小型のコンピューターです。

左は通常のクレジットカード。右が今回の話題のRaspberry Piです。
ほぼ完全にクレカと同サイズである事が、この写真からもお判りいただけるでしょう。
しかし、Raspberry Piは立派なコンピュータです。
Raspberry Piの右側に刺さっている端子に見覚えがあると思いますが、これは普通のUSBです。
コンピュータなので、キーボードとマウスを取り付けする必要がありますが、通常のパソコン用の物がそのまま使用できます。
特に、何かの理由でマウスやキーボードを新しくして、古いものが眠っていたりすると有効活用できますね。
Raspberry Pi は合計4ポートあるので、マウスとキーボードで2つ使っても問題ありません。
白いのはLANケーブル。これでLANを介してインターネットにも繋がります。
下に刺さっている黒いのは、HDMIのケーブル。これでモニターと繋ぎます。HDMIという事は、もちろんテレビを代用にする事も可能です。
私の場合は、HDMI⇒D-Subの変換ケーブルで、あまったモニターに繋げています。

最後に下側の白いのは、電源です。
最近はUSB-Cが増えて来ていますが、MicroUSB端子なので、スマホの充電器で代用できます。
ただし、タブレットなどの充電にも使えるアンペア数の大きいものが必要です。

つぎに記憶装置です。
Raspberry Piの記憶装置は、microSDカードです。
8GBあれば動作させる事が可能ですので、 例えば家に古いスマホがあれば、中を見てみるとmicroSDカード を使っている事がありますので、流用する事もできます。

ただし、右の画像のようなパソコンとmicroSDを繋ぐ装置は必須です。

これから記載しますが、一度他の目的で使用した microSDカード は、フォーマットをかけないとRaspberry PiのOSが投入できません。
また、 microSDは完全にデータがなくなってしまいますから、古いスマホなどから流用する際は、こうした機器に繋いで、パソコンなどにデータを退避させておく事をおすすめします。

では、このRaspberry PiにOSをセットアップします。
使用するOSは、Linux をベースにした Raspberry Pi 専用OSの Rasbianになります。
他にも、Windows10など、多彩なOSが用意されており、セットアップすることができますが、今回はIoTメインという事で、NOOBSを使い、Rasbianをインストールする選択肢となりました。

OSは、下の公式サイトから入手できます。

https://www.raspberrypi.org

右図は、このサイトの画面です。downloads から、NOOBSをダウンロードします 。

私は、ZIP版のフルバージョンを選択しました。


ただ、このNOOBSはファイルサイズが1.7GBと大きいのに、このサイトの回線はあまり良い物ではないらしく、ダウンロードに一晩かかりました。
寝る前にダウンロードを開始して、モニターだけ切って寝るなどの工夫が必要になります。

次に、SDカードのフォーマットソフトが必要になります。

https://www.sdcard.org/jp/downloads/formatter/

こちらのサイトから、SDメモリカードフォーマッターをダウンロードし、パソコンにインストールして起動します。
記事の上の方にアダプタなどでパソコンにSDカードを接続し、このアプリをつかってフォーマットします。

なぜ必要かと言うと、SDカードはスマホ等での管理の必要上で、自動分割されている事があるためです。
右はパソコンのディスクの管理で見てみたところですが、SDカードが幾つかのブロックに分割されています。
このようなSDカードでも、SDメモリカードフォーマッターならキレイにフォーマットできます。

フォーマットが完了したら、SDカードにNOOBSの解凍フォルダの内容をすべてコピーします。

コピーするだけですが、ファイルサイズがけっこうありますので、時間が少々かかります。

コピーが完了したら、パソコンとSDカードの連結を切り離し、カードを Raspberry Pi にセットします。

Raspberry Pi には電源スイッチはありませんので、スマホの充電器を指すだけで起動がはじまり、
NOOBS を読み込み始めます。

モニターを撮影したものなので、見辛いかもしれませんが、これがSDカードにコピーされた NOOBS を読み込んだRaspberry Pi の画面です。


ここで、OSのRasbianの右の□にマウスクリックでチェックを入れ、インストールをクリックすれば、インストールがはじまります。

画面上では見切れていて、撮影も忘れてしまったのですが、この下の方にはWINDOWS 10も用意されています。
一度、インストールして結果を試してみたいところではあります。

暫く待つと、Rasbianのインストールが完了し、完了ダイアログをクリックすると、再起動がかかってOSインストールが完了します。

OSインストールが完了すると、Windows などで見慣れたGUI画面になります。
Linux のGUI画面になりますので、若干異なるところはあるものの、ほぼ直感で操作できると思います 。

この後は、初期設定になります。

ずは、現状のバージョンを確認しましょう。
そして、以前に投稿した、Centosのサーバー構築 のように、こうしたOSをインストールした場合は、最新の状態にあわせるアップデートを行います。

まずは、現状のバージョンを確認しましょう。

右の画像のように、 Terminalのアイコンは標準で表示されていますので、これをクリックすると、Terminalが開きます。

lsb_release -a
で、現状のバージョンが出力されます。

その後、apt-get update apt-get upgradeを実行します。
バージョンアップは時々実行しましょう

$ lsb_release -a
No LSB modules are available.
Distributor ID: Raspbian
Description: Raspbian GNU/Linux 9.9 (stretch)
Release: 9.9
Codename: stretch

$ sudo apt-get update
$ sudo apt-get upgrade

初期設定とアップデートが終わったら、これ以降の画面はキャプチャで取得できるよう、スクリーンキャプチャを導入します。

スクリーンキャプチャはSpectacleを導入しました。
これは、 設定→Add  /  Remove  Softwareで簡単に導入できます。

続いては、Raspberry Pi3だと、無線LANとBluetoothを内蔵しているため、不要なのですが、私の場合はRaspberry Pi2 なので、無線LANのUSBアダプタを差し込みます。

これは、USBのアダプタを差し込んだ後ですが、もう認識されています。
ちなみに。差し込んだアダプタはこちらです。

念のため、確認してみましょう。
Terminalで、USBが認識されているか確認するのには、lsusbというコマンドを使用します。

$ lsusb
Bus 001 Device 006: ID 7392:7811 Edimax Technology Co., Ltd EW-7811Un 802.11n Wireless Adapter [Realtek RTL8188CUS]

コマンドで跳ね返ってきた中に、EW-7811Unという文字列がありますので、Raspberry PiのUSBシステムに認識されている事になります。

これで、差し込んだケーブルのうち、LANケーブルは抜去しても大丈夫です。
次の記事では、他のケーブルを除いて、ケーブルレスにしたいと思います。

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